天体望遠鏡選び その3【観測編】
ようやく晴れた週末の夜。
先日購入した天体望遠鏡TS-70をさっそく試してみます。
上弦の月が出ていますので、まずは月からいってみましょう。
バローレンズなし、50倍でクレーターの陰影まではっきり見えますね。これは予想以上、なかなか上出来です。ピント合わせはちょっと調節が難しいですが、まあ許容範囲でしょうか。
続いて宵の明星、金星にチャレンジです。ファインダーで方向を合わせて導入してみますが、視野に入ってきません。。先日合わせたファインダーがずれたのでしょうか。まあもともとガタガタでしたから、スペーサをかましたとはいえずれても不思議はありません。
しかたがないので視野を振って探すと、ようやく視野に入ってきました。うーん、ゴーストがちょっとひどいですね。金星の満ち欠けが確認できたようなできないような。倍率を上げてもピントが微妙に合わせづらいのと、ゴーストではっきりとした金星の像を得るまでには至らないようです。ゴーストはけっこう派手に出ていますが、原因はどこにあるのか。。視野中心への導入もままならず端の方で観測したりしてるので、より出てしまうのかもしれません。
それにしても、やはりカメラ三脚の雲台ではやはり月はまだしも星などの天体の導入は厳しすぎます。。微調整できないし、せっかく合わせてもネジを締めると位置がずれるし。まともに観測するには経緯台などが必要なようです。
ということで次回に続く。