天体望遠鏡選び その4【改造編1】
前回までの課題、とにかくカメラ三脚+雲台では天体導入がままならない。
を解決するために、結局ビクセンの微動雲台をポチることに。まあ、カメラでも使うかもしれないし。(言い訳)
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うーん、結局本体と同じくらいの投資をしてしまいました。(笑)
赤道儀とは言わないまでも、やはり微動式の架台くらいないと天体観測には厳しすぎると言わざるを得ないでしょう。。見た目もだんだん本格的になってきました。(^^;
さらに、各パーツ接合部のガタがひどくてちょっと触っただけで大きくブレるので、接合部にスペーサをかまします。スペーサといってもガタの隙間具合に応じて紙とかセロテープを巻くだけですが。。(^^;
それでも、ぴったりの厚さに調節するとなかなかいい感じのすり合わせ具合で、ガタもだいぶ小さくなりました。
さっそくベランダから試してみると、、
おぉ!なかなかいい感じです。月や金星などスムーズに視野の中心に導入できます!自転による星の動きも、もちろん手動ですがなんとか追尾できます。
月はかなりクリアに見えるようになりました。色収差もあまり目立たないですね。さて金星はどうでしょうか?視野中心に入れてピントを合わせてじっくり観察すると、満ち欠けまではちゃんと解像できていそうですが、やはりゴーストが派手に出ているせいで金星の形が判然としていないように見えます。
月くらいなら問題ないですが、惑星の観測にはゴースト対策が必要なようですね。ぱっと見、鏡筒内部などの内部は一応黒く塗装されているようではありましたが、細かなところで光が乱反射しているのかもしれません。まずは一旦分解して確認してみる必要がありそうです。